2019年7月17日水曜日

情報漏洩・・今、我々のすぐそばにある危機



 皆様はご存知であろうか。
 うっすらとはご承知であると思う。

 我々がGメイルを使ってメールを書くと、あるいは、yahoo mailを使ってメールを送ると、そのメールの内容はGoogleの人、あるいはYahooの人は読もうと思ったら読めるのである。秘匿性はもはやないのである。

 あと、アンドロイドのスマホのカメラで写真なりビデオを撮ると、その写真や動画は、Googleのコンピューターに瞬時に保存されるのである。これはGoogleも公表している。彼らはこれをサービスだと言っている。
 確かに良いサービスで、例えばスマホを紛失したり水没させて故障させたりしても写真は残っているのである。

 もちろん、写真を保存されたくなければ、そのように手元の自分のスマホで設定すれば保存はされない。
 しかし・・である。

 アンドロイドのバージョンがマイナーチェンジすると自動的に保存されるように設定し直されるのである。何か、執拗なものを感じないだろうか。

 今や、アンドロイドのスマホを使っていると、これを購入するときに自分の住所、電話番号からカードの番号を言わなければならないし、また、顔認証、指紋認証をすれば、それもグーグルに蓄積されてしまう。
 あと、Google Mapを使うと、こちらの位置まで24時間、365日Googleは知ることができるのである。
 もちろん彼らはすべてを保存している。

 このようなものを保存するのにも莫大コストがかかることを皆様はご存知であろうか。

 だいたいどのくらいかかるのか?

 5000人くらいの会員を持つ集団が、その会のためにホームページを持ち、メール交換などののサーバーを持つとしよう。
 もちろん会でサーバーを運用することも可能であるが、今、このようなものを管理するには高度な技術を要する。ハッカーからデータを守ったり、故障などのメンテナンスをしたりするのに、高度な技術を有する。故に専門業者に頼むことになる。
 その値段は、5000人くらいの集団であると、年間400万円−500万円くらい必要であると言われている。
 Googleは世界中の人のデータを膨大なハードディスクに膨大な経費をかけて保存しているのである。
 これは何のためであろうか。

 よく言われるのは宣伝や市場調査のためである。

 例えば、トヨタが新車を販売するとして、それがどのくらい売れそうか、というのはトヨタにとって最大に気になるところである。
 Googleは人々がどのくらい検索しているのかを知ることができる。
 どのくらいの年齢層の人が、男が女が、Google検査をしているのか、関心を持っているのかが分かるのである。
 これはいわゆる、我々の個人情報を横に使っているのである。

 これだけなら、我々に何も危険はない。

 しかし、これが縦に使われたらどうであろう。
 彼らはあなたの、住所、電話番号からカードの番号はもとより、顔から指紋、いつどこに行ったのか、どのくらい滞在したのか、何を検索したのか、gメイルを使っていたらメールのすべて、そして、写真、動画まで全て保存している。
 これが今後ずっと保存され続けるのである。

 すなわち、彼らは、あなたの、名前、住所、電話番号、クレジットカードの番号、いつどこにいたか、その場での写真・・・するというどこで何をしていたかを鮮明に知っていることになる。
 それを何年にも何十年にも渡って、これからずっとデータを蓄積し、彼らはいつでもそれを取り出して知ることができるのである

 人にはだれにでも知られたくないこと、秘密にしておきたいことがあるものである。

 それを彼らに握られている・・ということは、あなたはすでに彼らに支配されている、ということにならないか。
 それが、我々のすぐそこに迫る危機の正体なのである。

 令和元年7月17日



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